98歳の親父も、91歳になるオフクロも健在ですが2人だけの田舎暮らし、私は高校を卒業後は田舎から遠ざかり社会人になってからは会社の都合でずっと遠く離れた東北で過ごし家庭を持っています。
兄と妹もそれぞれ都会で就職、結婚をし田舎からは遠ざかっています。
高齢な親父、オフクロも健在であるとはいえ全てのことが完璧にできるわけではなく、健康面で少しずつ壊れ始めているのでは?とも思えるのが現状です。
かといって、東北にも家庭があり放っておく訳にもいかない状態です。
このため、定期的に田舎に帰り高齢の親父、オフクロではできない仕事をまとめて行うという苦肉の策でしのいでいます。
田舎での主な仕事は、親父、オフクロが行っている家の傍の畑の手入れなどです。
今回は、天候が悪く思うように野良仕事はできなかったものの、大根の収穫とジャガイモの植え付け、えんどう豆の支柱づくり、草取りなど最低限の仕事は行いました。
滞在期間中に驚いたのは、オフクロが俳句のサークルに入っていて「俳句を作るのに梅を見たい」と言うので三隅の梅林を見に行ったときのことです。
麓から梅の花を見るのかと思っていましたが、「山に登る」とオフクロ…
親父を車に待たせたまま、山を登りました。
![]() | ↓ 梅林からの景色 | |
| ↑ 梅林を歩くオフクロ | ![]() |
昔の中学校跡まで登り、梅の花を眺めて帰ろうとすると「もっと上へ行く」とオフクロが言い張ります。
麓に残している親父のことも気になるが、「一人でも登る」と言い張る頑固なオフクロに負け、背負って山を下ることを覚悟にして山を登りました。
わずか海抜百数十メートルとはいえ、一般的に91歳になる高齢者は登れないないし登ろうともしないでしょう。
梅林の頂上付近まで上りオフクロは本当に嬉しそうでした。
なにより、最後は少しふらついていたようにも思えますが、自力で最後まで歩いたことには驚きました。
丁度、梅も見頃で広島や山口などから見物客もあり、何よりオフクロが満足してくれたことが嬉しい思い出となりました。
また、梅林への登山で作った俳句も良いできだったと喜んでいました。
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